2016 Fiscal Year Annual Research Report
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25301026
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| Research Institution | International Christian University |
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Principal Investigator |
近藤 正規 国際基督教大学, 教養学部, 上級准教授 (30306906)
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| Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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| Keywords | アジア / 環境 / 外国資本 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
今年度は特に、外国資本の中でも華僑系資本に注目し、香港とシンガポールの華僑系企業の拠点を集中的に調査し、さらに同じ地域にある日系と欧米系の外資企業の拠点と同じデータを収集して、比較することに努めた。また中国本土の中国系企業も訪問して、同じようなデータを収集した。さらには関連する研究機関との意見交換も行った。
現地調査で得られたデータをもとに、因果関係を計量経済学的に検証した。環境基準のダブル・スタンダード、環境管理システムの実践、公害対策費とその支払い動機等の被説明変数と業種・親会社の国籍・投資規模・利益水準・出資比率・輸出比率・進出の時期等の説明変数との因果関係を分析した。
その結果、親会社の国籍、投資規模の二つにおいて特に大きな相関関係がみられることが明らかになった。また、親会社の内容だけでなく、投資受け入れ側の政策によっても、環境経営の度合いについて差がかなり出ることが判明した。他方、利益水準や輸出比率に関しては、有意義な相関関係は見られなかった。
次に、この計量分析結果をもとに、望ましい政策についても考察を行った。投資国側政府の役割としては、多国籍企業に対する指導と監視、クリーン技術移転、省エネ政策支援や技術移転の推進、援助機関の役割として、戦略的マクロ経済政策の提言、国際的な最低基準の条約化の模索などについて提案を行った。
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| Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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