2015 Fiscal Year Annual Research Report
ゲノム分化した野生イネの地理的分布ならびに生態調査に関する研究
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25304021
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
石川 隆二 弘前大学, 農学生命科学部, 教授 (90202978)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
一谷 勝之 鹿児島大学, 農学部, 准教授 (10305162)
佐藤 洋一郎 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構本部, 大学共同利用機関等の部局等, その他 (20145113)
中村 郁郎 千葉大学, 園芸学研究科, 教授 (50207867)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 生態分化 / イネ系統分化 / 種間交雑 / ゲノム分化 |
Outline of Annual Research Achievements |
クイーンズランド州の種間交雑種はこれまでLakelandならびにMareeba,ならびに西側海岸線において観察された.両集団での詳細な調査を行った.鋸歯密度ならびに葯長との調査から,中間方と推定される系統がみだされ,Mareebaの集団では分子マーカーからも一年生ならびに多年生のヘテロ型がみだされた.これらは種間交雑した後代系統と判断された.Lakelandについては,形質調査が終了し,材料を取得したため分子マーカーでの追証を基盤研究終了後に行うこととなった.クーインズランド大学との共同研究は順調に進展し,論文としてその成果を公表とした.さらに,現在も投稿している.共同研究の研究成果は2015年11月にクーインズランド州にて行われたTropAgrシンポジウムにてポスター発表を行うとともに日本育種学会市民公開講座事業においても講演した.タイでの野生イネ開発・保全は順調にすすんでいる. 西オーストラリアにおける調査では多年生系統は見出されず,乾期に枯死した一年生のみ確認することができた.雨季に再調査を行うことでサンプル入手が可能となろう.また,PNGとの連絡調整がついたものの,同国に研究者を派遣することができなかった.この点がおおむね良好とした点である
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(7 results)