2015 Fiscal Year Annual Research Report
ケイリーグラフにおける確率的耐故障経路選択手法の開発
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25330079
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Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
金子 敬一 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20194904)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 高信頼システム / ディペンダブルコンピューティング / ハイパーキューブ / 焦げたパンケーキグラフ / メビウスキューブ / デュアルキューブ / 耐故障経路選択 / アルゴリズム |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度に提案したリング構造をトーラス状に配置する新位相で,経路選択アルゴリズムを開発し,Int'l J. Applied Math. and Computer Sci.で報告した. 今年度は,まず,焦げたパンケーキグラフにおいて,安全レベルを用いた耐故障経路選択アルゴリズムを開発・実現し,計算機実験を行った.この成果は,情報通信技術における学生プロジェクトに関する国際会議で発表した. 次に,ハイパキューブにおけるビット制約付きの内素な経路選択アルゴリズムを開発・実現し,計算機実験を行った.この成果は,ソフトウェア工学,人工知能,ネットワーク,および並列・分散計算に関する国際会議,Int'l J. Networked and Distributed Computingで発表した.また,この成果を耐故障経路選択に応用する手法を開発し,Int'l J. Networking and Computingで発表した. さらに,メビウスキューブにおける半素な経路選択アルゴリズムを開発・実現し,計算機実験を行った.この成果は,情報通信技術における学生プロジェクトに関する国際会議,およびIEICE Trans. Inf. & Syst.で発表した.メビウスキューブでは,内素な経路選択アルゴリズムも開発・実現し,計算機実験を行った.この成果は,並列分散計算,応用および技術に関する国際会議で発表した. 上記以外に,デュアルキューブで,経路選択確率に基づく耐故障経路選択アルゴリズムを開発・実現し,計算機実験を行った.この成果は,最新の情報技術に関する国際会議で発表した.さらに,メタキューブで,半素な経路選択アルゴリズムも開発した.この成果は,Int'l J. High Performance Computing and Networkingで発表した.
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Research Products
(11 results)