2015 Fiscal Year Annual Research Report
市民個々の属性や関心に応じた総合的・横断的地域広報モデルの開発
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25330400
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Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
河井 孝仁 東海大学, 文学部, 教授 (60407997)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 行政情報 / 地域経営 / 地方創生 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究に基づき、「地方創生とシティプロモーション-地域魅力創造サイクルと修正地域参画総量指標(MRPTI)の提案を基礎に-」(マッセOSAKA開設20周年記念誌『地方創生×α』)「行政情報提供にかかるメディア活用戦略モデルの提案」(『東海大学紀要 文学部』)「地域魅力を創造する社会教育 ~市民が担い、市民が創りだす地域とは~」(『社会教育』)等の原著論文を発表した。 また、「行政情報提供にかかるメディア活用戦略モデルの提案」(社会情報学会)、「シティプロモーションの構造的理解 -「地域参画総量」の視点から-」(第5回横断型基幹科学技術研究団体連合総合シンポジウム)「公共コミュニケーションを担う人材育成への提案-インターナルコミュニケーションへのメディア活用戦略モデルの適用-」(日本広報学会)等の学会発表を行った。 これらを基礎に、一般社団法人オープンコーポレイツジャパンと連携することによって、新たに「マイ広報紙」のサービスを開始することができた。 マイ広報紙は、本研究が目的としていた、市民個々の属性及び要望に応じた情報提供を、まず公開されている自治体広報紙を用いて実現したものである。従来、パッケージとして提供されることで、必ずしも十分に個々の市民にとってわかりやすい情報提供となっていなかった広報紙を、性別やライフサイクルに応じたタグ付けをした記事ごとに分割した上で提供する手法は独自性があり、多くの利用を得ている状況にある。、
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