2015 Fiscal Year Annual Research Report
人間活動が都市生態系の窒素循環に与える影響の診断手法の開発と予防的治療策の探求
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25340122
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| Research Institution | Institute for Global Environmental Strategies |
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Principal Investigator |
劉 晨 公益財団法人地球環境戦略研究機関, その他部局等, 研究員 (70425495)
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| Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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| Keywords | 都市生態系 / 窒素収支 / 水環境 / 生活・生産スタイル / 中国大都市 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
H27年度には現地カウンターパートである中国科学院地理科学与資源研究所と連携して、6月14日から21日の間に、初年度に実施した日常アンケート調査の補完調査、およびモデル検証のための主要河川の水質調査を実施した。その際、現地報告会を開き、これまでに構築した地域窒素フローモデルと分析結果（生活スタイル・生産スタイルの変化が地域窒素負荷構造の変動に与える影響）に基づき、環境共生型/循環型都市システムに向けて改善策、緩和策、適応策の提言を行い、現地の専門家や住民の意見を伺った。また年度の後半には、現地のニーズに基づいてより具体的実行性のある政策提言を行うため、食品廃棄物、一般廃棄物管理および３R政策の適用に着目し、日本における食品廃棄物の発生および環境管理政策についてレビューした。なお、本研究の成果の一部として纏めた研究論文「上海市の都市化が地域窒素収支に及ぼす影響の解析と対策提案-社会経済要因を物質循環に結びつけて-」が2015年度の環境科学会「論文賞」を受賞したことから、9月に行われた環境科学会2015年会にて受賞記念講演を行い、研究成果を社会にむけて発信した。
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Research Products
(2 results)
