2014 Fiscal Year Research-status Report
視覚障がい者のスマホ向け“ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ”振動ｲﾝﾀﾌｪｰｽの利用実験に基づく開発
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25350009
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| Research Institution | Kyoto Institute of Technology |
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Principal Investigator |
久保 雅義 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (20379069)
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| Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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| Keywords | ハプティクス / ユニバーサルデザイン / タッチパネル / コミュニケーション |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本年度の計画は、操作に連動した振動＝ハプティクスをユーザに体験させることで、ある種のイメージを与えることが可能かどうかを検証する。また、触覚フィードバックが、ユーザである健常者高齢者に共通のイメージを与えることが可能かどうかを検証するとした。具体的には予備実験で絞り込んだシングルタップ、フリック、ピンチアウト、スワイプに関して振幅」「周期」「振動時間」立ち上がり時間、立ち下がり時間からなる「外形」の４パラメータの変化を体験させて近くするかを検証した。この結果、全項目のイメージワード対に対し、振動パラメータが影響を与えることが分かった。、各操作に連動して発生する振動を用いることで、年齢を問わず共通した特定のイメージを与えることが可能であることを明らかになった。このことで、具体的なアクチュエータ設計の基本となる参照モデルを作成した。当初予定の視覚障害者や聴覚障害者には25年度末に評価実験を既に行い確認をしている。
特許 1件
振動提示装置及び電子機器 特許権 久保雅義, 川崎修, 青島駿太、益田雄司 国内2014-213404 京都工芸繊維大学
論文 2件 ﾌﾙペーパー査読有
1. 「ハプティクスにおけるユニバーサルデザインへの活用可能性の研究」久保雅義 青島駿太〕共著平成26年8月 日本福祉のまちづくり学会第17回全国大会 CD全6頁2. The study of the HAPTICS parameters relationship between the vibration and the Image about the mobile information devices. 〔Masayoshi KUBO Yuji Masuda Syunta Aoshima〕共著平成27年3月2015ISASE 2015.3メモリ6頁
学会発表 4件 記載略
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ＰＤＡなどタッチパネル搭載機器の不確実な操作の課題を解決するため、振動＝ハプティクスに基づくコミュニケーションが、一般ユーザ、高齢者、視覚障碍者、聴覚障害者などに有効であることを検証しアクチュエータの基本概念≒参照モデルを抽出した。
また、このことの知財を特許出願した。学会発表ﾌﾙペーパー２件、学会発表４件内国際学会２件と成果も広く公開したいる。
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| Strategy for Future Research Activity |
最終年度にあたり、アクチュエータへの実装に向けた課題を明らかにして設計要件を抽出する。
ハプティクスの参照モデルを応用して、ＰＤＡ以外の評価も行い振動コミュニケーションの有効を確認する。
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| Causes of Carryover |
謝金は、シルバー人材センターの一括物品支払となり費用は発生していない。学会参加がふえて旅費が予定以上にオーバーした。
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| Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成27年度に使用する旅費に充当予定。
IASDR2015(国際デザイン学会)にて科研成果を発信する計画をしている（オーストラリア出張,IASDR 参加費に使用予定）。
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