2013 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
25350028
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
東 恵子 東海大学, 海洋学部, 教授 (80149400)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 清水港 / みなと色彩計画 / 景観形成 / 参画意識 / プロジェクトデータマトリックス / PCM手法 |
Research Abstract |
20年間のプロジェクトのデータとして1期317事例、2期目448件をアナログデータ等の保存ファイル形式を精緻なデジタルデータとしてデータベース化を行った。 同時に事例の蓄積による景観形成を当該計画地図にプロットした。これをもとに次年度視野範囲等からその波及効果を検証する。 このデータベースを基にプロジェクトの[立案段階]としては、自主的な取り組みによる計画づくりのために、関係者のニーズを把握し、配色構成、港湾内各地区のカラー方針・配色計画、推進体制等基本的な色彩計画プロジェクトとして合意を得るまでの期間としている。この立案段階については、プロジェクトスコ-プの確定、プロファイリング、スケジューリング等PCM手法により整理し評価を行った。さらに、ランドマーク(シンボル)的な主要建築物(コンテナークレーン・煙突等)の塗り替えに伴う航空法の規制解除を中心に具体的な事象をサブプロジェクトとして、時系列で整理した。当初設定したスコープと実績を妥当性・有効性・効率性・インパクト・自立発展性の5項目の観点から評価しプロファイリングを行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成25年度までに予定していた保存データのデジタル化が終了し、景観形成のプロットも完了した。このため、順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度は、中間評価以降の2期目448件について、平成25年度と同様の内容で実施する。 1年目の研究データ・情報の追加あるいは研究の深化等に同時に事例の蓄積による景観形成を時系列的に地図にプロットし、その波及効果を検証する。 特に、事業者を対象に施設・工作物の再度の塗替え等の施設・管理計画、参画意識変化を事業者にヒアリング等によりアンケート調査設計を行い、ソーシャル・キャピタル(生活/景観/交通/都市整備/市民協働等の項目)とまちづくりに関する意識調査を行う。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
当初予定していた消耗品や調査出張の回数を減らすことが可能となったため。 調査範囲を拡大して行っていく計画である。
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Research Products
(4 results)