2015 Fiscal Year Annual Research Report
屋外対応型ウェアラブル・モーションキャプチャーシステムのデザイン
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25350037
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| Research Institution | Hyogo Prefectural Institute of Technology |
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Principal Investigator |
後藤 泰徳 兵庫県立工業技術センター, その他部局等, 研究員 (70470242)
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| Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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| Keywords | モーションキャプチャー / デジタルヒューマン / エルゴノミクス |
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| Outline of Annual Research Achievements |
肩関節計測モジュール、股関節計測モジュールの小型化を進めるとともに、他の部位の関節計測モジュールについても各関節の動きに追随するように設計をすすめ、３Dプリンターで出力した。また、腰部に装着する通信モジュールについてもケーシングのデザインをすすめ、３Dプリンターで出力した。これにより、計測に必要な関節計測モジュールが完成した。ウェアラブル・モーションキャプチャーシステムは、腰に付けたスマートフォンに自身の動きを記録する方式を基本とするが、実験環境によっては被験者と計測者に分かれた方がよい場合もある。そこで、被験者が各関節計測モジュールと通信モジュールを装着し、観察者が離れた場所からタブレット端末で動作データをBluetoothで受信し、計測をモニタリングできるようにした。スマートフォンの場合は基本的に、データログの開始・停止ボタンのみであるが、タブレットの場合は、実験者が被験者の各関節の動きを視覚的に追跡できるようなGUI設計にした。また、このシステムは全身の動作測定だけでなく、開発対象である製品によって，測定する身体部位に応じたカスタマイズが可能である。例えば，可搬工具の動作検証であれば、被験者の利き腕側上肢のみで良いので、装着ウェアも鷹匠が着けるような腕部のみのシンプルな方が、測定モジュールの装着も容易になり、被験者の負担軽減と実験効率があがる。各関節計測モジュールと通信モジュール、データ記録部（スマートフォン、またはタブレット）と、機能・部位別にモジュール化したことで、目的に応じたカスタマイゼーションが可能になった。さらに、計測データは筋骨格モデル機構解析システム等デジタルヒューマンソフトウェア系のアプリケーションを用いることで、動作・姿勢評価が可能である。
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