2016 Fiscal Year Annual Research Report
Material Development in Rhythm Playing Teaching for the Improvement of Communicative Competence of Children with Pervasive Developmental Disorders
Project/Area Number |
25350717
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Research Institution | Utsunomiya University |
Principal Investigator |
茅野 理子 宇都宮大学, 教育学部, 教授 (60125812)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 舞踊教育 / 知的障害教育 / リズム遊び / コミュニケーション能力 / 教材開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成28年度本研究のまとめとして以下のことを行った。 1.研究発表 論文(2件)、口頭発表(1件) 対象児5名(うち1名はダウン症児)の分析から有効性について検証した。 2.シンポジウム開催 1)日時:平成29年3月4日(土)13:00~16:15 2)内容:基調講演2題「子どもたちの主体的な学びを共創するICFの理念」池本喜代正先生(宇都宮大学)、「障害のある人達と探ったダンスの力-教えないダンス指導-」佐分利育代先生(鳥取大学名誉教授)、シンポジウム(実践報告2題「地域連携によるダンス作品の協同制作と上演活動」熊谷佳代先生(岐阜大学)、「小学部におけるリズム遊びの実践を通した学びについて」茅野理子(宇都宮大学)を含む)、質疑応答 3)参加者:30名 特別支援学校教員12名、小学校教員2名、大学教員2名、学生7名、一般7名(退職教員等を含む)であった。参加者からは、音楽の選び方,重度の障がいをもった生徒とのかかわり、教師が笑顔で接する秘訣などが質問として挙がった。 3.報告書作成 1)「広汎性発達障害児のコミュニケーション能力に働きかけるリズム遊びの教材開発」(平成29年3月31日)全78ページ、80部;内容は、発表論文(一部加筆修正)、シンポジウム内容、参考文献一覧から構成。 2)「特別な支援を必要とする子どもたちがともに学びあう集団リズム遊び(実践編)」(平成29年3月31日)全26ページ、900部;内容は、5つの教材例を提示。
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