2013 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
25350868
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Kio University |
Principal Investigator |
東山 明子 畿央大学, 健康科学部, 教授 (20228711)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 裕子 奈良女子大学, 学内共同利用施設等, 教授 (00346305)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 積極性評価 / 社会的背景 / 喫煙・禁煙 |
Research Abstract |
一般社会人を対象に、大学生用に開発した積極性評価尺度への回答データを集積した。これまで大学生を対象とした検討から、信頼性とスポーツや教育の実際場面での妥当性の確認が行われた積極性評価尺度を使用して、インターネットによるアンケート調査を行った。中学生(男女各155名ずつ)、高校生(男女各258名ずつ)、15-19歳(男女各206名ずつ)、20歳代(男女各412名ずつ)、30歳代(男女各412名ずつ)、40歳代(男女各412名ずつ)、50歳代(男女各412名ずつ)、60歳代(男女各412名ずつ)、70歳代(男女各412名ずつ)の合計6182名のデータを得た。調査では、積極性評価尺度への回答だけではなく、社会的背景や意識に関する調査項目への回答も求めた。それらの質問内容は、現在の職業(雇用形態)、学生の場合には学年、最終学歴、職業のある場合にはその職種、職場での責任の重さ、職業における役職、生活の充実度合い、生きがいを感じている度合い、体格(身長、体重)、肥満ややせなどの体型、自分の健康への意識の高さの程度、自分の健康状態の良し悪しの程度、1日あたりの身体を動かす時間、運動頻度、1回運動時間、同居家族の有無と有りの場合にその続柄、居住地域、居住地域の環境(都会か田舎かの別)、さらに喫煙の有無と喫煙者の場合には1日喫煙本数と気象後喫煙までの時間、等であった。そのデータをもとに、社会的背景の検討を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
一般社会人と大学生とで有意な差がみられる項目については改良を加え、再度インターネットによるアンケート調査から改良版のデータを得て、再度信頼性の検討を行い、より信頼性の高い尺度を作成し一般社会人に当てはまる評価基準を定める、とまでには至らなかった。その理由は、学会や研究の予想外の役職増加によりそちらに時間をとられたこと、最初のインターネット調査で研究費の大半を費やし、2回目の調査費用がなかったことである。
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Strategy for Future Research Activity |
大学生を対象とした調査結果との比較を行い、一般社会人と大学生とで有意な差がみられる項目については改良を加え、再度インターネットによるアンケート調査から改良版のデータを得て、再度信頼性の検討を行い、より信頼性の高い尺度を作成する。合わせて年齢層別の平均値や上位下位25%の平均値を算出して、一般社会人に当てはまる評価基準を定める。喫煙者、禁煙挑戦者、非喫煙者のデータを得て、積極性評価尺度の禁煙援助場面での妥当性を検討する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
WEBアンケート調査費用で調査会社との交渉により、値引きがあったため、5,940円を使用せずに済んだ。平成26年度には、再度WEBアンケート調査を行うために、平成26年度科学研究費のほぼ全額を費やす予定である。 WEBアンケート調査費用
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Research Products
(5 results)