2015 Fiscal Year Annual Research Report
高血圧の非薬物療法の確立を目指した伝統的沖縄食による介入研究
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25350891
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
崎間 敦 琉球大学, 保健管理センター, 准教授 (10325839)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
等々力 英美 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60175479)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 高血圧 / 食塩 / ナトリウム / カリウム / 非薬物療法 / 生活習慣の修正 / 情報介入 |
Outline of Annual Research Achievements |
伝統的沖縄食介入試験の成果をもとに、高血圧の非薬物療法の確立を目指した栄養の情報介入を用いた生活習慣の修正による降圧効果について検討を行った。対象者は沖縄県在住の高血圧および生活習慣病にて通院中の患者を対象とした。登録した140名(平均年齢70.5±10.6歳、男性41.4%)を解析対象とした。情報介入により患者の推定食塩摂取量が有意に低下し、血圧値も降圧目標レベルを維持していた。一方、野菜およびカリウム摂取量などの栄養素の摂取量や尿中カリウム排泄量に有意な変化は認めなかった。これらより、情報介入は患者の減塩行動の支援に有用であることが示唆された。
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[Presentation] 随時尿法と簡易食事調査票塩分チェックシートを用いた食塩摂取の検討.2015
Author(s)
安仁屋 文香, 崎間 敦, 小浜 敬子, 上原 美郷, 山里 正演, 古波蔵 健太郎, 又吉 哲太郎, 石田 明夫, 中村 義人, 田名 毅, 岩淵 成志, 大屋 祐輔.
Organizer
第38回日本高血圧学会学術総会
Place of Presentation
愛媛県松山市ひめぎんホール
Year and Date
2015-10-09 – 2015-10-11
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[Presentation] 食塩摂取量目標値の達成状況とその背景因子についての検討2015
Author(s)
小浜 敬子, 崎間 敦, 安仁屋 文香, 上原 美郷, 山里 正演, 石田 明夫, 又吉 哲太郎, 古波蔵 健太郎, 中村 義人, 田名 毅, 岩淵 成志, 大屋 祐輔
Organizer
第38回日本高血圧学会学術総会
Place of Presentation
愛媛県松山市ひめぎんホール
Year and Date
2015-10-09 – 2015-10-11
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[Presentation] 患者の減塩意識と食塩摂取量は医療機関ごとで異なるか2015
Author(s)
田名 毅, 崎間 敦, 山里 正演, 中村 義人, 古波蔵 健太郎, 又吉 哲太郎, 石田 明夫, 大屋 祐輔, 琉球大学第三内科同門会研究グループ
Organizer
第4回臨床高血圧フォーラム
Place of Presentation
福岡県福岡市アクロス福岡
Year and Date
2015-05-23 – 2015-05-24
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