2015 Fiscal Year Research-status Report
マカッサル市における地域住民参加型母子保健プログラムの開発
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25360026
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Research Institution | Niigata University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
松井 由美子 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 教授 (00460329)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木村 留美子 金沢大学, 保健学系, 教授 (90169946)
津田 朗子 金沢大学, 保健学系, 准教授 (40272984)
塚本 康子 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 教授 (60310554)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 妊産婦死亡率 / 妊婦健診 / 事後指導 / 貧血・高血圧予防 |
Outline of Annual Research Achievements |
2015年7月に現地調査を実施した。国連のミレニアム目標のゴール年度を迎え、母子保健の2つのターゲットのうち、インドネシアでもこれまで改善が進んでいないと思われる妊産婦死亡率の向上に目的を絞り、妊婦健診を担当する助産師を対象に、追加インタビューを実施した。その結果、貧血や高血圧に対する指導内容が不十分であることが判明し、妊婦健診の事後指導用に配布できるパンフレットを作製した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
貧血や高血圧予防の事後指導用パンフレットを作製したが、インドネシア語への翻訳が遅れたため期間内に配布できず評価ができなかった。当初3年の研究機関を1年延長し、パンフレットの配布とその評価を実施することとした。
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Strategy for Future Research Activity |
平成28年度の7~8月にかけて保健センター及び保健支所にて妊婦健診時にパンフレットを使った貧血及び高血圧指導を実施しアンケートにより評価を行う。また、現地の助産師の意見も反映させ最終パンフレットの作成を行う。
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Causes of Carryover |
事後指導のためのパンフレットの翻訳がぎりぎりとなり、印刷までに至らなかったためパンフレットの印刷代と配布のための渡航予定費用が残ったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
事後指導用パンフレットの印刷代と評価用アンケートの印刷および配布のための渡航費に使用予定である。
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Research Products
(2 results)