2014 Fiscal Year Research-status Report
専門職とジェンダー―女性の位置づけと変容の可能性―
Project/Area Number |
25360054
|
Research Institution | Meisei University |
Principal Investigator |
鵜沢 由美子 明星大学, 人文学部, 准教授 (00613192)
|
Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
|
Keywords | 専門職 / 大学院 / ジェンダー |
Outline of Annual Research Achievements |
2014年度は、文献資料の読み込み、調査の設計、予備調査を行った。具体的には、専門職および専門職大学院について以下の基準を設け、調査会社の選定を実施中である。 専門職および専門職大学院に関するアンケート作成の基準 1.日本標準職業分類にのっとる。2.専門職大学院に専門職として扱われているものを入れる。3.社会学で専門職論で取り上げられることの多い職業を入れる。4.専門的・技術的職業に分類されていないが、平素「専門職」ととらえられやすい職業を入れる。5.あまり数を増やさないようにするため、その名前にも含まれている技術者はひとまとめとする。6.表記について、SSM職業分類を参考にしたところもある。(鍼灸など)7.同系統のものを除くこともある(助産師、保健師) 平成27年度に本調査を実施し、論文にまとめていく予定である。また、法曹ほかの大学院の学生及び卒業生その他関係者へのインタビューも実施予定である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究者本人および家族の体調と学務、教育の忙しさで思ったように研究が進められていない。教育に関しては、社会調査実習指導にとりわけ時間を割く結果となった。通常の授業の枠を超え、平成26年度はシンポジウムにて学生とともに社会調査実習の成果について発表したこともあり、科研費調査研究に十分な時間が取れなかった。
|
Strategy for Future Research Activity |
平成27年度は、平成26年度に設計した専門職・専門職大学院の調査を確実に実行していくとともに、インタビュー調査を進めていきたい。平成27年度は、必要に応じて、事務作業を行ってくれる人を雇用し、調査研究の推進に役立てたい。
|
Causes of Carryover |
平成26年度は専門職・専門職大学院調査を計画、設計、調査会社の選定もしていたが、研究者及び家族の体調、学務と教育の忙しさで実施することができなかったため。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成27年度は平成26年度に立案した調査を実施していく。また、必要に応じて事務作業を手伝ってもらう人を雇用する。
|