2014 Fiscal Year Research-status Report
心の記述学を作る:実践理論としての認知現象学の構築を目指して
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25370034
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Research Institution | Chukyo University |
Principal Investigator |
長滝 祥司 中京大学, 国際教養学部, 教授 (40288436)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 身体動作 / 身体技能 / 心的状態 / 共同注意 / サイコパシー / マインドリード |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究のテーマは、身体動作と心的状態、心的傾向性との関連についての言語記述的分析、身体技能の言語記述的分析である。後者はより広範なテーマを扱う前者を補足するための研究である。本年度は、新たに作成した実験パラダイム(サッカー技能についての記述の分析を行うために、4×4のミニゲームを4台のビデオカメラで撮影し、ゴールシーンを中心に編集し、それをプレイヤーたちに視聴してもらい、インタビューを行った)に基づいて実験を遂行しデータ収集を行った。そのほか、昨年度からの研究成果を共著論文(2本、作業療法士の観察から得られた言語データと評価の道筋、ほか)、共著書(1冊、The Evolution of Social Communication in Primates: A Multidisciplinary Approach)、国際学会(2件、Effects of uncovering gaze target mismatch in human-robot joint visual attentionon evaluation of understanding and impressions of robot、ほか)、国内学会(1件)で発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2013年度に引き続き2014年度も、計画していた実験パラダイムを作成し、予備実験を遂行できた。このほか、2013年度以降の研究について、その成果を複数の学会での発表、複数の論文、著書として発表することができた。以上が、おおむね順調に研究が進展していると評価した理由である。
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Strategy for Future Research Activity |
2015年度は研究の最終年度であるため、2014年度に実施した予備実験をさらに展開するほか、2013年度に作成した実験パラダイムを改良し、これに基づく新たな実験を行う計画である。これらのデータと関連文献に依拠しつつ、本研究課題の目的を完成段階へと進めるつもりである。成果は、国際学会、国際ジャーナルで発表するほか、国際的な出版社より著書を出版する計画である。
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Causes of Carryover |
実験パラダイムの作成に大きな時間を割いたため、文献研究が若干滞った。そのため、予定していた文献を購入することができなかった。また、国内の研究協力者との打ち合わせが予定していた回数を下回った。以上が、若干の次年度使用額が生じた理由である。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
必要な文献の購入と研究協力者との打ち合わせのための旅費にあてる。
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Research Products
(6 results)
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[Presentation] 皮膚-感覚の現象学2014
Author(s)
長滝祥司
Organizer
東北哲学会第64回大会
Place of Presentation
東北大学青葉山キャンパス情報科学研究科棟
Year and Date
2014-10-25 – 2014-10-26
Invited
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