2016 Fiscal Year Annual Research Report
Development of English Text for the engineers to preserve the environment of North-East Asia
Project/Area Number |
25370686
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Research Institution | Ube National College of Technology |
Principal Investigator |
南 優次 宇部工業高等専門学校, 一般科, 准教授 (40249850)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福地 賢治 宇部工業高等専門学校, 物質工学科, 嘱託教授 (00117235)
吉田 政司 宇部工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (10370024)
田川 晋也 宇部工業高等専門学校, 経営情報学科, 准教授 (40435459)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 環境保全技術英語 / 東北アジア / アムール川 / オノン川 / 魚付林 |
Outline of Annual Research Achievements |
宇部高専がDIT(韓国・釜山広域市)、KnASTU(ロシア・コムソモリスクナアムーレ市)、HITWH(中国・威海市)各大学との間で学生の国際交流を始めた2008年以降、東北アジア地域では環境保全に関する活動が継続している。1件は、日本・ロシア・中国の協力によるアムール・オホーツクプロジェクトの完成と継続、 もう1件は、大阪で1990年に始まった水都会議が、2008年釜山宣言に結実し、「環境第一主義」に 基づく水都形成が持続していることである。 南は、2008年ロシア訪問以降、アムール川の保全は、源流のオノン川(モンゴル)までカバーして完結する事業だと認識した。これまで英語教員として、教育基本法第一条(目的)の「人権第一主義」に基づく、民主主義社会の形成に役立つ人材を形成する一助として英語教育を実践したが、これからの50年は、東北アジア地域、直接には、アムール川保全を日本・中国・ロシア・韓国・モンゴルと共同して実践しないと、持続可能な社会が形成されないことを、国際交流を通じて実感した。その活動総括を、最終年度の高専教育フォーラムでポスター発表した。福地賢治分担者のH22~H28に実施したモンゴル・ヘンティ県オノン川源流調査と、加茂義明現地協力者(モンゴル国立科学技術大学外国語研究機構研究・教育開発センター員)の都市環境問題に関する知見をまとめた。 また、国際交流促進活動の一環として、「山口宇部空港国際線調査会」(NPOうべ未来100プロジェクト主催)に参画、宇部・インチョン間国際定期便就航のH28年に報告書を受けた。H28年は、エアプサンによる釜山・ウランバートル間国際定期便も就航している。この利便性を活かして、ウランバートルに「環境保全技術英語指導教員養成センター」を開設して、「Strictly Protected Area」であるオノン川流域の保全を維持する予定である。
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Research Products
(4 results)