2014 Fiscal Year Research-status Report
高等学校のロシア語教員に関する縦断的研究: 教師養成のための支援体制の確立
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25370715
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
横井 幸子 大阪大学, 言語文化研究科(研究院), 講師 (70635119)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林田 理惠 大阪大学, 言語文化研究科(研究院), 教授 (70185651)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | ロシア語教育 / 教師教育 / 外国語教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、日本の高校におけるロシア語教員への支援体制を構築し、さらに高校教員と大学研究者による実践的な共同研究の土壌を育成することを目的として、主に以下の活動を実施することとしている: 1)高校におけるロシア語の授業の取り組みについての縦断的調査 2)高校のロシア語教員のためのワークショップの実施 3)高校の教員との共同研究の実施 1)については、2014年2月から2つの高校でフィールドワークを実施している。また、2014年9月、11月からは、新たに2つの高校でのフィールドワークを開始しており、現在計4つの高校において、継続してフィールドワークを行っている。また、2)については、2014年6月、9月に北海道でカリキュラム開発と指導に関するワークショップを実施した。 3)については、現在、高校のロシア語教員一人と共同研究を進めている。現在、データ分析中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
今年度はデータ収集と分析、ワークショップの実施について、全て計画通り進んだ。
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Strategy for Future Research Activity |
最終年度はこれまでの成果を国内外の学会や雑誌で勢力的に発表する予定である。加えて、公益財団法人国際文化フォーラムと共同で、カリキュラム開発と指導に関する冊子のロシア語での発行、日露交流を中心に据えた外国語教育プロジェクトを立ち上げて活動しており、日露の高校教師を対象としたワークショップの実施、ワークショップ後の各学校への支援、今年度末の成果発表会の開催を予定している。
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Causes of Carryover |
物品費が予定より抑えられたためと思われる。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
物品費として使用する予定にしている。特に、今年度は大きなワークショップを控えているので、そのために必要な物品を購入したい。
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Research Products
(11 results)