2015 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
25370733
|
Research Institution | Tokyo City University |
Principal Investigator |
植野 貴志子 東京都市大学, その他部局等, 講師 (70512490)
|
Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
Keywords | 質問行為 / 聞き手行動 / 日英対照研究 / 談話分析 / 異文化コミュニケーション / 英語教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
2015年度は以下の研究活動を行った。 (1)質問行為、および、聞き手行動の日英対照研究から得られた成果を英語コミュニケーション教育に活かす試みとして、日本英語学会(2015年11月、関西外国語大学)にてワークショップを開催し、研究発表を行った。 (2)日本語と英語の質問行為、および、聞き手行動に見られる特徴を「自他認識」という観点から考察した。日本語用論学会(2015年12月、名古屋大学)にて研究発表を行った。日本語用論会で発表した論文は、現在印刷中である。 (3)日本語会話に観察される「融合的談話」や「わきまえ」に基づく言語使用について「場の言語学」の考えを援用して分析し、日本語の「インターアクションの型」を考察した。The 2nd International Workshop on the Linguistics of BA(2015年7月、公立はこだて未来大学)、ラウンドテーブル「<聞く・聴く・訊く>こと-聞き手行動の再考-」(2016年1月、龍谷大学、共催)、社会言語科学会シンポジウム(2016年3月、日本大学)、The 3rd International Workshop on the Linguistics of BA(2016年3月、早稲田大学)にて研究発表を行った。 (4)「融合的談話の『場の理論』による解釈」『待遇コミュニケーション研究』13号(2016年2月)、および、"Review, Senft, Gunter(2014) Understanding Pragmatics, English Linguisitics 32(2)(2015年12月)を執筆した。
|