2015 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
25380356
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Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
大森 義明 横浜国立大学, その他の研究科, 教授 (10272890)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 家族 / 逐次選択モデル |
Outline of Annual Research Achievements |
25年度、26年度に引き続き、モデルの推定、推定結果に基づくシミュレーション、シミュレーション結果に基づく長期的な経路に係る確率を予測した。 25年度に得た結果の頑健性チェックを行った。(1) 説明変数のリストの変更、(2)誤差項に関する仮定の変更(誤差項が段階間、段階内の選択肢間で独立であるとの仮定を変更)等が、推定結果、シミュレーション結果、予測結果に及ぼす影響の程度を確認した。 (1) 説明変数のリストの部分的変更は、推定結果、シミュレーション結果、予測結果に限定的影響しか及ぼさないことを確認した。 (2) 誤差項に関する仮定の部分的緩和が、推定結果、シミュレーション結果、予測結果に限定的な影響しか及ぼさないことも確認した。段階間、段階内の選択肢間の相関を許容する、one factor model(Cameron and Heckman 1998, 2006等)を採用し、正規分布に従う観察不可能な1つの要因が各段階の各選択肢に影響を与える観察不可能な要因に線形的に影響すると仮定した。
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Research Products
(1 results)