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2014 Fiscal Year Research-status Report

組織の危機対応と経験知の継承に関する調査研究

Research Project

Project/Area Number 25380502
Research InstitutionKanazawa University

Principal Investigator

平田 透  金沢大学, 人間社会環境研究科, 教授 (10249138)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉田 武稔  北陸先端科学技術大学院大学, 知識科学研究科, 教授 (80293398)
Project Period (FY) 2013-04-01 – 2016-03-31
Keywords知識継承 / 経験知 / 暗黙知 / 形式知
Outline of Annual Research Achievements

兵庫県の人と防災未来センター、神戸大学図書館震災資料室、神戸市役所等において阪神淡路大震災および東日本大震災の記録の現状と公開状況について調査を行い、大規模災害後の対応について資料収集を行った。
また、東日本大震災の記録に関する公開手法と記録の活用について、岩手県、宮城県の図書館を中心に震災記録の収集・保存および公開の形態に関して現地調査を実施した。このほか、学習サービスフランチャイズチェーン企業、物流企業の対応に関する現地担当者に対し、震災当時の状況と行動についてインタビュー調査を実施した。
このような内容から、資料蓄積と被災経験の継承がどのように行われているかの実態を把握することができた。ただし、東日本大震災に関する資料は膨大であり、加えて情報機器の発達により多くの映像が個人などに分散して残されており、体系化に課題を残していることも明確になった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

インタビュー調査を中心にしているため、インタビュー先とのスケジュール調整が難しく、大学の講義のない時期に調査を集中せざるを得ず、まとめがやや遅れがちになってしまっているため、遅れが十分に回復できていないことが影響している。

Strategy for Future Research Activity

追加的なインタビュー調査を除き主要な調査は完了しているため、最終年度である平成27年度では、収集資料の分析とまとめを行う。また、実態調査を優先したため、今後は理論的な補強作業を行っていく予定である。ただし、補足調査や打ち合わせ作業は、最終年度においてもある程度必要となる。

Causes of Carryover

インタビュー調査の遅れにより、経費の支出が遅れたことによる。

Expenditure Plan for Carryover Budget

最終年度であり、まとめに入る上でインタビュー記録の処理、追加資料の収集等が必要になりその経費に充当する予定である。

URL: 

Published: 2016-05-27  

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