2015 Fiscal Year Annual Research Report
スマートシティ構想と日本企業の競争優位に関する研究
Project/Area Number |
25380534
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
所 伸之 日本大学, 商学部, 教授 (90237082)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
児玉 充 日本大学, 商学部, 教授 (90366550)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 共創 / コラボレーション / シンセシス / 場 / 創発 / 低炭素 / 競争優位 / アナリシス |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度は当初の予定では海外調査を計画していた。すなわち、中国政府が天津郊外の渤海沿岸の塩田跡地に建設を進めている「中天津生態城」を訪問し、フィールド調査を行う予定にしていたが、天津の爆発事故等の状況変化もあり、計画を断念した。その代わり、過去2年間に行った調査を精査して論文にまとめる作業を精力的に行った。これまでヒアリング調査を行ったパナソニック、東芝、日立等から得た資料、データを整理し、仮説の検証作業を行うとともに、本研究の核心である共創のメカニズムの理論構築をより精緻化するために、当該テーマに関連した国内外の論文や著書の収集を行った。 さらに、研究成果を公表するために学会やシンポジウムで発表した。内容は以下の通りである。 Nobuyuki Tokoro, "Green Innovations and Building of a Low-carbon Society" International Federation of East Asian Management Association, Mongolia,2015,7. 所 伸之、「The Smart City and the Co-creation of Value: A Source of New Competitiveness in the Low-carbon Society」南山大学ワークショップ 2016.1 所 伸之、「スマートシティの建設と競争優位:異業種間の共創による競争優位の構築」企業と社会フォーラム 2016.2 最終的な研究成果については、英語論文にまとめ海外の著名なジャーナルに投稿する予定である。
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