2015 Fiscal Year Annual Research Report
産学連携の生態系研究 資源動員正当化とダイナミック・ケイパビリティの統合的分析
Project/Area Number |
25380554
|
Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
高梨 千賀子 立命館大学, テクノロジー・マネジメント研究科, 准教授 (00512526)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 満梨 立命館大学, 経営学部, 准教授 (30552278)
尹 諒重 福岡工業大学, 社会環境学部, 准教授 (50585213)
水野 由香里 西武文理大学, サービス経営学部, 准教授 (80453463)
|
Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
Keywords | 産学連携 / イノベーション / 成果 / ダイナミックケイパビリティ / 資源動員 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、産学連携プロジェクトで創出され、企業に移転された技術が商業化されるまでのイノベーションプロセス全体を、定性・定量両面から分析し、1.必要とされる企業の能力 2.企業を中心にした生態系としての産学連携プロジェクトの在り方 3.その生態系の活性化・改善のために大学や地方自治体が備えるべき新たな機能、について考察することに目的を置いた。 3か年研究計画の最終年度である2015年度は、8月にアンケート調査を実施した。アンケート調査に向けては、前年度より仮説フレームワークおよび質問項目の設定について多くの時間をかけてメンバー間で検討を重ねたほか、パイロット調査を実施し、その妥当性を検討した。また、立命館大学研究部からは質問票の送付先リストを提供していただき、そのリストの精査を行った。 アンケート調査の回収は30%程度で、統計処理が可能な範囲であった。その後、2回の合宿を行い、現在も引き続き、アンケート結果を検討している。検討の結果は論文としてまとめているところであり、その後、パブリックに成果を報告していく予定である。
|
Research Products
(4 results)