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2015 Fiscal Year Research-status Report

「規制空間」の経路依存性と財閥解体の会計実務

Research Project

Project/Area Number 25380631
Research InstitutionMomoyama Gakuin University

Principal Investigator

中村 恒彦  桃山学院大学, 経営学部, 准教授 (50368388)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 清水 泰洋  神戸大学, 経営学研究科, 教授 (80324903)
澤登 千恵  大阪産業大学, 経営学部, 准教授 (30352090)
北浦 貴士  明治学院大学, 経済学部, 准教授 (00633489)
野口 昌良  首都大学東京, 社会(科)学研究科, 教授 (70237832)
Project Period (FY) 2013-04-01 – 2017-03-31
Keywords財閥解体 / 規制空間 / 経路依存 / イデオロギー
Outline of Annual Research Achievements

平成27年度は財閥解体企業における固有の規制空間形成という会計機能を析出することであった。規制空間形成という会計機能を析出するするために、従来の規制空間研究の枠組みをよく検討することにした。平成27年度は、サマーセミナー会計学in九州や防衛・宇宙研究会などの発表を通じて、多くの方からコメントを得ることができた。その多くは、規制空間という枠組みをなぜ用いるのかということに集中していた。今後はそのようなコメントにも答えるべく、研究成果をワーキングペーパーにまとめたいと考えている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

昨年度同様に、基礎的文献の考察と先行研究の比較考察に時間をとられて遅れている。研究会を通じて、フロアから規制空間を用いてどのようなことを明らかにしたいかわからないという意見が多くあった。そこで、従来の私自身の研究にも適用させることを考えている。昨年度はこのようなコメントの期待に沿えるように、ペーパーや発表の質を向上させていきたい。

Strategy for Future Research Activity

昨年度同様に、①財閥解体だけでなくその周辺環境についての考察を深める。②会計制度とその規範的言説との関係を深める、③現在のシステムの源流を探るような形で進める。また、規制空間という枠組みがさまざまな研究に用いることがわかるように、私自身の従来の研究にも適用したいと考えている。

Causes of Carryover

研究計画が遅れていることに原因がある。先行研究のレビューには目処がついたが、それを現研究にどのように生かすかに時間をとられている。そのため、具体的な研究成果として提出することができなかった。

Expenditure Plan for Carryover Budget

本年度は、研究成果として刊行し、多くのご意見を得たいと考えている。そのための発表準備の費用として使用する予定である。

  • Research Products

    (2 results)

All 2015

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 研究開発費基準と航空機製造産業2015

    • Author(s)
      中村 恒彦
    • Organizer
      防衛宇宙研究会
    • Place of Presentation
      一橋大学
    • Year and Date
      2015-08-22
  • [Presentation] 『規制空間』に関する準備的考察2015

    • Author(s)
      中村 恒彦
    • Organizer
      会計学サマーセミナー in 九州 / 2015
    • Place of Presentation
      佐賀大学
    • Year and Date
      2015-08-20

URL: 

Published: 2017-01-06  

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