2016 Fiscal Year Annual Research Report
Reconsideration of Development Processes of Japanese Rural Sociology
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25380693
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Research Institution | Aoyama Gakuin University |
Principal Investigator |
矢野 晋吾 青山学院大学, 総合文化政策学部, 教授 (00344341)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三須田 善暢 岩手県立大学盛岡短期大学部, 国際文化学科, 准教授 (10412925)
福田 恵 広島大学, 総合科学研究科, 准教授 (50454468)
高田 知和 東京国際大学, 人間社会学部, 教授 (70236230)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 農村社会学 / 村落社会学 / 学説史 / 地域社会 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、2016年10月9日(日)、福岡県糸島市にて開催された日本社会学会大会にて研究グループ全員による報告「「戦前期日本における『農村社会学』の成立・展開過程の再検討」を行った。すなわち、高田知和「戦前期日本における『農村社会学』の成立・展開過程の再検討」、矢野晋吾「昭和初期における『農村社会学』著作群を通じて」、三須田善暢「新資料を踏まえた石神調査の再検討から」、牧野修也「竹内利美の農村研究から」、福田恵「農村社会学の『狭域』化と『広域』論の可能性」であった。 また、5回にわたって研究会を開催し、研究課題について議論を行った。即ち以下の通りである。 ①2016年5月22日(日)(於:青山学院大学)研究計画の立案・日本社会学会報告に向けた方向性の検討、②2016年7月24日(日)(於:青山学院大学)旧有賀邸資料の共有・今後の公開に向けた具体策の検討、柿崎京一先生資料公開に向けての方向性の検討、日本社会学会報告に向けての準備状況の確認、③2016年9月1日(木)(於:青山学院大学)日本社会学会大会報告に向けての研究状況と課題の確認、④2016年10月8日(土)(福岡市内)日本社会学会報告に向けての報告内容の最終調整、⑤2017年1月29日(日)(於:青山学院大学)研究の現状と課題について、旧有賀邸資料、柿崎先生インタビュー文字起しの進行について、であった。 加えて、神奈川県逗子市にある旧・有賀喜左衞門邸に所蔵されていた未発見資料の撮影を、2016年6月19(日曜)日、2017年2月7(火曜)日に行った。本資料については、目録を作成中で、今後、公開へ向けての準備を進める予定である。 また、過去にインタビューを実施していた農村社会学者・柿崎京一氏のインタビューデータの文字化、整理を行った。こちらのデータについては、公刊に向けて準備を進めている。
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Research Products
(9 results)