2015 Fiscal Year Research-status Report
ホームレスアセスメント技術の普及及び社会資源ネットワークの開発的研究
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25380736
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Research Institution | Ryukoku University |
Principal Investigator |
知念 奈美子 龍谷大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (80455039)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 若者ホームレス / 社会資源 / ネットワーク |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度は、引き続き大阪ビッグイシュー事務所を中心に研究活動を行った。当該年度は、ビッグイシュー販売者の生活支援を中心的に担うビッグイシュー基金スタッフの入れ替わりが大きく、アセスメント技術トレーニングの仕切り直しを行うこととなった。身体的領域については、アセスメントの精度向上が比較的達成しやすいが、精神科・精神保健領域のアセスメントは新人スタッフには特に重点的なトレーニングが必要とされる。しかし、年度当初からスタッフ不足が続き、加入した新人スタッフも非常勤職であったため、トレーニング実施はスケジュール的にも困難であった。社会資源ネットワーキングについても、研究代表者のスケジュール調整困難に加え、継続的なビッグイシューのスタッフ不足のために年度途中でビッグイシュー側から辞退の申し出があったため、新たなネットワーキングの土台作りを模索中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成27年度は、研究代表者の博士論文審査時期と重なり、スケジュールが過密となったことと、研究協力先であるビッグイシュー日本の人手不足から本研究と協働で行う予定であった社会資源ネットワーキングについて年度途中に辞退の申し出があったため。
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Strategy for Future Research Activity |
社会資源ネットワーキングの新たな対象地域を選出し、社会資源団体への働きかけと社会資源リスト作成を目指す。
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Causes of Carryover |
研究協力先の人員的都合および研究代表者の博士論文審査の影響により、研究計画に変更が生じ、研究期間の延長申請を行ったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
研究対象地域を新たに選択し、社会資源リスト作成を行う。
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Research Products
(1 results)