2013 Fiscal Year Research-status Report
犯罪にかかわる知的障がい者の地域における福祉的支援の構築に関する研究
Project/Area Number |
25380801
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Kyoto Notre Dame University |
Principal Investigator |
酒井 久美子 京都ノートルダム女子大学, 生活福祉文化学部, 准教授 (90240457)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 知的障害者 / 犯罪 / 地域支援 |
Research Abstract |
①原則として、2か月に1回程度の大津高齢者・障がい者の権利擁護研究会(以下、研究会)を実施した。 ②研究会で検討し企画した、地域で障がいや障がいのある人に対する理解を促進し、啓発活動の一環として講座等を開催することができるよう、アドボカシー・インストラクター養成講座を実施した。講座には、家族や障がい者にかかわる相談支援事業所職員、社会福祉協議会職員、弁護士、警察など36名の多岐にわたる職種が参加した。 ③権利擁護ハンドブックVol.1の改訂版を発行した。20,000部を発行し、当事者・家族や障害福祉サービス事業所、学校(特別支援学校のみならず、一般の高等学校等含む)、親の会、書店、国会図書館、社会福祉協議会など約300件から依頼を受け、約2,500冊を配付した。また、ハンドブックの発行を知り、講演会・研修会の依頼も届いている状況である。 ④権利擁護ハンドブックVol.2の内容について検討した。「知的障がいのある人が地域で安心して暮らすために-少年犯罪の手続きと取り調べの可視化について-」をテーマに内容や構成等について検討を進めている。 ⑤地域の支援体制を構築するため、地域の専門的な支援者、民生委員・児童委員や親の会などの活動者を対象とした調査の実施に向けて、調査票を作成した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
地域の支援者、活動者を対象にした調査の実施に向けて作成した調査票について、研究倫理審査委員会からの助言を受け、データの収集方法や分析方法について何度かの修正が必要となったため。
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Strategy for Future Research Activity |
平成26年度には、平成25年度に検討した地域の支援者、活動者を対象にした質問紙調査を実施する。また、権利擁護ハンドブックVol.2を発行し、できるだけ多くの関係者に配付する予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
平成25年度に予定していた調査が実施できなかったため 平成25年度に予定していた調査を実施し、そのための印刷製本費や謝礼に充てる
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