2015 Fiscal Year Annual Research Report
児童期から青年期の親子間葛藤に関する質的・量的研究
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25380899
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Research Institution | Kogakkan University |
Principal Investigator |
渡邉 賢二 皇學館大学, 教育学部, 教授 (50369568)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平石 賢二 名古屋大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (80228767)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 親子間葛藤 / 養育態度 / 母親 / 思春期 / 縦断的調査 / 面接調査 / 質問紙調査 |
Outline of Annual Research Achievements |
2013年度に小学校5校と中学校2校(母子約1600組)に実施した質問紙調査のデータを分析して、以下の学会で発表を行った。日本教育心理学会第57回大会(2015年8月)ではポスター発表、ヨーロッパ発達心理学会第27回大会(2015年9月)でもポスター発表を行った。上記の発表内容の概略は、母子間葛藤を類型化し、母子共に高葛藤群は子どもの精神的健康が良くなく、低葛藤群は精神的健康が良好であった。また、母子間葛藤を抑制する母親の養育態度について検討した結果、相互調整的な養育態度である養育スキルを用いている母親は母子間葛藤を抑制した。また、母子間葛藤が低いと子どもの精神的健康が良好であった。 2014年12月に小学校13校に依頼し、小学6年生とその親(約800組)を対象に、質問紙調査を実施した。本年度は、昨年度の調査対象者を追跡し、中学校4校に依頼し、2015年12月に縦断調査(2回目)を実施した。調査内容は昨年度同様、親子間葛藤尺度、母子相互信頼感尺度、養育スキル尺度、養育態度尺度(統制)、攻撃的行動尺度、友人関係尺度、ストレス反応尺度を用いた。現在は、データ入力が終了して分析中である。 また、中学生と高校生の母親は子どもとの葛藤をどのように克服し、その葛藤からどのようなことを獲得したかを目的に、面接調査を実施している最中である。
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Research Products
(4 results)