2015 Fiscal Year Research-status Report
コーチング心理学に基づく日本におけるピアコーチングプログラム開発に関する研究
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25380943
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Research Institution | J. F. Oberlin University |
Principal Investigator |
石川 利江 桜美林大学, 心理・教育学系, 教授 (20222979)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | コーチング心理学 / 評価尺度 / 介入プログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
・コーチングプログラムの開発・評価として地域と連携した実践セミナーを行った。女性の自己時間×3日間の女性のセルフコーチングセミナーを実施した。その効果を分析したところコーチングプログラムの有効性が部分的にしか確認できなかった。そこで新たなピアコーチングプログラム開発のために、3人1組でのコーチング演習形式によりコーチングプロセスを撮影し、その映像を用いたスキル向上の方法を検討することとした。コーチ役自身、ピアクライアント役、ピア観察者、スーパバイザーからの評価を得ることによるスキル向上を図るものである。 ・日本健康心理学会第28回大会において「社会的情動スキル尺度改訂版SES-R作成の試み―コーチング心理学に基づく介入効果評価のために―」の発表を行った。 ・コーチング心理学の代表的研究者であるシドニー大学のCavanagh,M.氏を招き、日本健康心理学会第28回大会で基調講演とワークショップを企画した。さらに中小企業の管理職者に対するセミナーについてもCavanag,M.氏と共同で企画・実施し、ピアコーチング心理学の活用の可能性をさぐった。 ・コーチング心理学概論(ナカニシア出版)第3章コーチング心理学におけるアセスメント(P51-70)を執筆した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
開発したプログラムの有効性が部分的にしか確かめられず、プログラムの問題なのか評価尺度の問題であるのか明確にしきれなかった。そのため新たなプログラムを開発を試みるとともに評価尺度についても再検討を行った。しかし介入研究であり評価には時間を要し、研究成果がまとめられなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度試みたビデオ映像を用いたピアコーチングプログラムの効果について検討を進めピアコーチングプログラムを完成する。また、コーチングプログラムの有効性の確認が十分にできなかったことから、使用尺度についても検討を加える。コーチング成果の評価だけでなく、ビデオ分析を活用してノンバーバルな側面も含めたコーチングプロセス評価尺度の作成を試みる。さらにコーチング介入効果評価尺度として作成した尺度の汎用性を図る。最終年度として本研究のまとめを行う。
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Causes of Carryover |
Web調査を実施しなかった マニュアルの印刷を行わなかった 所属校での学会開催と予定していた国際学会が日程が重なってしまったため参加できなかった
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
今年度行えなかった質問紙の妥当性を確認するためにWeb調査を行う予定である。また最終年度でありマニュアルを作成する。 国際学会での発表を予定している
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Research Products
(6 results)