2015 Fiscal Year Annual Research Report
理論と実践をつなぐリアリスティック教師教育の導入と効果に関する研究
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25381048
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Research Institution | Musashi University |
Principal Investigator |
武田 信子 武蔵大学, 人文学部, 教授 (00247123)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
矢野 博之 大妻女子大学, 家政学部, 准教授 (40365052)
坂田 哲人 青山学院大学, 付置研究所, 助教 (70571884)
金井 香里 武蔵大学, 人文学部, 准教授 (20722838)
山辺 恵理子 東京大学, 学内共同利用施設等, 研究員 (60612322)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 教師教育 / リアリスティック・アプローチ / 理論と実践 / 導入 / 効果 / リフレクション / コルトハーヘン |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度は、26年度に引き続き、武蔵大学教職課程における教員養成へのリアリスティック教師教育の導入を図り、ワークブックの改訂作業を行った。また、教師教育学勉強会を定期的に開催し、リアリスティック教師教育を現場教員の研修に導入する際の課題を検討した。これまでの成果の一つとして、SYNAPSE4月号に『大学・教委の連携研修―教員研修モデルカリキュラムにみる連携促進のポイント― 第4回リフレクションを基盤としたミドルリーダー育成プログラム』(武田 信子 ジアース教育新社)を投稿した。さらに、本研究の成果の一部を一般に普及するため『教員のためのリフレクション・ワークブック 往還する理論と実践』(武田信子 金井香里 横須賀聡子編著 学事出版)を3月末に出版した。一方で、Facebookの教師教育学研究会フェイスブックページ及びグループページ上で最新の教師教育学に関する情報を提供して、現職教員らの教師教育への関心を高めるための広報を行った。 なお、平成25年度から27年度までの3年間の研究成果は、各メンバーが分担し、それぞれ論文としてまとめた。タイトルは「理論と実践をつなぐリアリスティック教師教育の導入と効果に関する研究」(武田)「リアリスティックアプローチと活用上の問題点」(坂田)「リアリスティック・アプローチ教育の日本での展開の経過と可能性を追う」(矢野)「コア・リフレクションの日本における展開可能性について」(山辺)「リフレクション・ワークブック第3版の改訂」(金井)である。論文は、教師教育学研究会のホームページに掲載される他、報告書が作成される予定である。
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Remarks |
科研メンバーの研究成果はホームページに掲載されています。 また、教師教育学に関する情報提供はフェイスブックページで行っています。 情報交換はグループページで行っています。
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Research Products
(5 results)