2016 Fiscal Year Annual Research Report
Empirical research on the promotion of the lifelong learning through the cultural exchange between two areas
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25381101
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Research Institution | Bukkyo University |
Principal Investigator |
内山 淳子 佛教大学, 教育学部, 非常勤講師 (90648081)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 地域づくり / 文化継承 / 交流 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度となる平成28年度は、平成17年から継続している同一県内の海と山の交流である三重県の答志・比自岐地区間の交流活動に関して参与観察を続けながらその展開と成果の検証を試み、平成28年10月から29年1月にかけて2地区での質問紙調査を実施した。 設問は①地域固有の文化への意識、②交流の経緯と成果を問う内容の記述式質問紙とし、各地区の20代から80代までの住民約50名ずつの回答が得られた。調査結果では交流参加者の多くがその意義を認めており、交流活動によって異なる文化に触れ、地域の文化活動や経済活動の活性化が促進されている状況が確かめられた。調査において交流を推進する人の意見はもとより、交流活動に参加していない人、交流を知らない人の意見をも得ることができたことは、今後の地域振興方策を考察する際に意味をもつと思われる。 年度末には、研究期間内に収集した地域文化史料・社会教育施策資料、地域づくりの経緯、交流活動記録、および上記の調査結果を集録した研究報告書『地域における文化継承に関する資料集―三重県内2地区の文化継承と発展』を作成した。 また、本研究での経験を生かす機会として、伊賀市生涯学習推進指針(平成29~32年度)素案策定への助言ならびに伊賀市教育委員会主催で行われた研修会「まちづくりと生涯学習・社会教育の意義(6月・11月)」に参加する機会が得られた。
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Research Products
(1 results)