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2014 Fiscal Year Research-status Report

教員が負担感を感じない効果的な外国語活動デザインの構築

Research Project

Project/Area Number 25381240
Research InstitutionJoetsu University of Education

Principal Investigator

水落 芳明  上越教育大学, 学校教育研究科(研究院), 教授 (40510053)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 長谷川 春生  富山大学, 人間発達科学部, 准教授 (80635144)
桐生 徹  上越教育大学, 学校教育研究科(研究院), 准教授 (20713259)
Project Period (FY) 2013-04-01 – 2016-03-31
Keywordsデジタル教科書 / タブレット型端末 / 外国語活動 / 負担感 / 国際研究者交流 / 台湾
Outline of Annual Research Achievements

本研究では,指導する教員の英語力等に不安が叫ばれている小学校外国語活動において,学習者が学び合うことによるiPadの音声認識機能を用いた翻訳活動の効果を事例的に検証した。協同で音声認識機能を用い翻訳するプロトコルからは,iPadの発する音声を学習者が学び合いながら何度も聞き取る姿が見られた.また,その際の聞き取る回数は,1人の教員やALTによる指導では対応できないほど多くの回数であることから,iPadの音声認識機能を協同で用いることの効果を感じることができている.さらに,こうした学習は,学習者の外国語活動に対する意識を高めるだけでなく,教員の不安を払拭する効果を期待できることにも手応えを感じている
今後は,音声認識機能を用いた翻訳活動がどのような学習教材や活動について効果的に活用できるのか,多くの実践を分析することによってさらに検証していきたいと考えている。
また、台湾日本人学校における授業実践を視察を検討している。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

本研究で計画している3つの調査のうち、1つは昨年度に終了することができた。現在は、2つめの調査として、インターネット環境に左右されない実践を行い、その結果を分析している。
分析結果は学会等で口頭発表しているほか、論文としてまとめることを考えている。
また、台湾日本人学校の教員と視察について協議を進めている。

Strategy for Future Research Activity

外国語活動の実践について、国内外の実践を視察する等、多くの学習デザインに直接触れながら幅広く情報を収集していきたい。具体的には、台湾日本人学校の授業実践について視察し、外国語活動の指導、ICT活用、それに伴う負担感への影響等について情報を収集する。
また、得られたデータの分析を加速し、論文としてまとめて発表していく。

Causes of Carryover

海外調査が日程調整により、平成27年度に行うことになったため。

Expenditure Plan for Carryover Budget

平成27年12月に台湾における外国語指導に関する調査を行う。

URL: 

Published: 2016-05-27  

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