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2013 Fiscal Year Research-status Report

数学的モデリングを取り入れた環境教育教材の開発

Research Project

Project/Area Number 25381243
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionUniversity of Toyama

Principal Investigator

岸本 忠之  富山大学, 人間発達科学部, 教授 (50324025)

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2016-03-31
Keywords環境教育教材 / 数学的モデリング
Research Abstract

本研究の目的は、数学的モデリングを取り入れた環境教育に関する教材を開発し、実践することである。25年度は以下について研究を行った。
(1)数学的モデリングを取り入れた環境教育に関する題材を明らかにした。①自然環境として、日照時間、気温、降水量、植生、川や海の生物が他の地域とどのように違うかを比較したり、過去に比べてどのように変化しているかを調べる。②社会環境として、交通量と交通事故、ごみ処理とリサイクル、エネルギー利用と省エネルギー、産業と公害、農業が他の地域とどのように違うかを比較したり、過去に比べてどのように変化しているかを調べる。
(2)児童が数学モデリングを通して環境問題に対する理解を深める教材を開発・実践する。25年度は以下について授業実践を行った。①全国のソーラーパネル設置率のデータに基づいて富山でのソーラーパネルの設置が少ないことを確認し、設置の少ない理由を日射量に着目して、設置が一番多い佐賀のデータと比較しながら統計データを読み取る教材の開発・実践を行った。②地球温暖化に関して富山でも年間平均気温の上昇として現れていることをデータに基づいて確認し、「年間平均気温」の意味を理解する教材の開発・実践を行った。③まず富山での最高気温と最低気温の記録に基づいて、地球温暖化の影響があるかどうかを検討し、次に熱帯夜、猛暑日、真夏日、夏日、冬日、真冬日の記録に基づいて検討し、暑さや寒さを捉えるために様々な指標があることを理解する教材の開発・実践を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

環境教育教材の題材についてまとめることができた。
また25年度に3つの授業実践を行うことができた。

Strategy for Future Research Activity

25年度に行った3つの授業実践例を基に、環境教育教材の題材についてさらに教材の開発・実践を行うとともにその有効性についても評価を行う。

  • Research Products

    (1 results)

All 2014

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 中国の直轄市科技館における数学展示(2)2014

    • Author(s)
      岸本忠之
    • Journal Title

      富山数学教育学研究

      Volume: 14 Pages: 18-25

URL: 

Published: 2015-05-28  

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