2014 Fiscal Year Research-status Report
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25381243
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
岸本 忠之 富山大学, 人間発達科学部, 教授 (50324025)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 数学的モデリング / 環境教育 / 地域教材研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、数学的モデリングを取り入れた環境教育に関する教材を開発・実践し、教材開発法を確立することである。本年度は、小学校段階における数学的モデリング教材について研究授業を実施した。以下は、実際に行った実践である。 2年・ひょうとグラフ・富山の河川の現状と課題、3年・棒グラフ・富山の猛暑日・真冬日の気温変化、4年・折れ線グラフ・富山の平均気温の経年変化、4年・折れ線グラフ・富山のごみ処理問題とリサイクル、4年・折れ線グラフ・富山の河川の特徴から捉える水害を守る人々の働き、4年・二次元表・自分の学区の通学路の交通調べ、5年・帯グラフと円グラフ・富山の工業の特徴、6年・資料の整理・富山の降雪量の経年変化、6年・資料の整理・富山の温暖化の特徴
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
小学校段階における数学的モデリング取り入れた環境教育に関する教材を9事例開発・実践した。
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Strategy for Future Research Activity |
中学校段階における数学的モデリング取り入れた環境教育に関する教材を開発・実践する。さらに小・中学校の実践事例に基づいて、数学的モデリングを取り入れた環境教育に関する教材開発法を確立する。
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Causes of Carryover |
年度内に小学校の実践事例集を作成する予定であったが、実践者からのデータの提出が遅れたため、次年度に事例集を発行することなってしまった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
中学校の実践事例を小学校の実践事例よりも多く実施することとし、中学校の実践事例集も発行する予定である。
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Research Products
(3 results)