2015 Fiscal Year Annual Research Report
MAXI-Swift の連携による突発/時間変動天体の研究
Project/Area Number |
25400234
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Research Institution | Aoyama Gakuin University |
Principal Investigator |
坂本 貴紀 青山学院大学, 理工学部, 助教 (00645161)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 高エネルギー宇宙物理学 / 突発天体 / 時間変動天体 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、MAXI/GSC と Swift/BAT のデータを用いる事で、2 keV から 200 keV という 2桁にもおよぶ広帯域で高エネルギー天体を監視する枠組みを構築する事が目標である。最終年度である平成27年度は、この広帯域トランジェントモニターを完成させ、リアルタイムでライトカーブデータの公開を世界中の研究者へ青山学院大学 吉田研究室のウェブサーバー (http://yoshidalab.mydns.jp/bat_gsc_trans_mon/) から行っている。MAXI/GSC のデータを用いて、2-4 keV, 4-10 keV, 10-20 keV という 3エネルギー帯域、そして、Swift/BAT のデータを用いて、14-24 keV, 24-50 keV, 50-100 keV, 100-195 keV という 4エネルギー帯域、合計 7エネルギー帯域のライトカーブが閲覧できる。また、スペクトルの時間変動が分かるよう、Swift/BATの 50-100 keV と MAXI/GSC の 2-5 keV でのカウントレートの比の時間変化も表示するようにした。 現在、106個の高エネルギー天体のライトカーブを自動生成し、誰でも閲覧できるようになっている。個々の天体のライトカーブはユーザーが自由にプロットできるようにデータ自体もダウンロードでき、また、インタラクティブにライトカーブの拡大などができる機能も実装してある。この研究の詳細をまとめた論文を執筆し、Publication of Astronomical Society of Japan へ投稿し、受理されている。
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[Journal Article] Swift/BAT and MAXI/GSC Broadband Transient Monitor2016
Author(s)
Sakamoto, T., Oda, R., Mihara, T., Yoshida, A., Arimoto, M., Barthelmy, S., Kawai, N., Krimm, H., Nakahira, S., Serino, M.
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Journal Title
Publication of Astronomical Society of Japan
Volume: 01
Pages: 01
DOI
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research / Acknowledgement Compliant