2015 Fiscal Year Annual Research Report
機械式立体駐車場におけるEV&PHV非接触給電システムの開発
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25420256
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| Research Institution | Okayama University |
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Principal Investigator |
平木 英治 岡山大学, 自然科学研究科, 教授 (20284268)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 俊彦 山口大学, 理工学研究科, 教授 (00179772)
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| Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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| Keywords | 非接触給電 / 1ステージAC-ACダイレクトコンバータ / 単相交流回路 / 三相交流回路 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
提案する機械式駐車場におけるEV非接触給電システムを試作評価するさい，負荷となるEV充電装置はPFC機能を有し，見かけ上の抵抗性負荷として扱ってきた。しかしながら，実際には負荷を純抵抗として表現できるような強力なPFC機能を持たない場合も考えられる。そこで，負荷回路を容量性入力整流器負荷とした場合，主に系統電源側にどのような影響が出るかを評価した。その結果，EV側への出力電圧波形は整流器負荷の影響で大きく歪むものの，充電動作自体に影響を及ぼすものでは無いこと，系統側入力への影響は，力率が若干落ちるものの，電力会社が制定するガイドラインを大きく上回っており，なんら問題ないことがわかった。
また，本提案システム単相交流を電源としている。しかしながら，提案システムは立体駐車場を想定しており，台数が増えるとトータルの電力をまかなうため，三相交流動力線を電源とするのが望ましい。その際，三相電源に対して，単相回路をどのように繋げるべきかを検討した。その結果，各相に分散して複数基の非接触給電システムを接続すること，各相の消費電力のばらつきは，相間電流バランサを導入数することで十分対応可能であることがわかった。
以上の結果を踏まえ，本研究課題で提案・開発してきたしてきた，立体駐車場内でEVを充電可能とする非接触AC-ACダイレクトコンバータシステムは今後のEV,プラグインハイブリッド車の普及に役立つ技術であると結論付けられる
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Research Products
(1 results)
