2015 Fiscal Year Research-status Report
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25420553
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Research Institution | Chuo University |
Principal Investigator |
谷下 雅義 中央大学, 理工学部, 教授 (30242001)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
朝日 ちさと 首都大学東京, 社会(科)学研究科, 准教授 (90457812)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 歩数 / 人口密度 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は,主として3つのことを行った. 日本の歩数データの分析結果をとりまとめ,オランダ人の研究者からのアドバイスを得て,共著論文を投稿した.また歩行を妨げることにもなる自動車,特に軽自動車の保有と使用について分析し,その結果を,同様にオランダ人研究者との議論を経て,論文にまとめ,投稿した.これらの論文は現在,レビュープロセスにある. また歩行や自転車利用が健康に及ぼす影響について検討しているWHOのレポートの抄訳を行った.研究成果のとりまとめとして公表を予定している報告書において紹介したいと考えている.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
半年間の在外研究の機会を得て,オランダTU Delftに滞在した.そこで複数の研究者からコメントをもらったこと,また自転車のインフラが整備されている環境について学ぶことができたのはよい経験になった.しかしそこで得た知見をまだ成果として公表できる形にはなっていない(論文もまだ採択が決まったわけではない).
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Strategy for Future Research Activity |
文献レビューや日本各地での歩行に関する取組について調査するとともに,これまでの研究成果のとりまとめを,報告書として印刷物としてとりまとめたいと考えている.
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Causes of Carryover |
半年間,在外研究の機会を得て,オランダに滞在したため,
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
文献レビューおよび歩行を促す取り組みを行っている地域の調査またこれまでの成果をとりまとめる報告書の費用として支出する予定である.
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