2013 Fiscal Year Research-status Report
寄主植物シフトにおける遺伝子の発現・系統および相互作用生物の効果
Project/Area Number |
25430194
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
津田 みどり 九州大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (20294910)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐伯 順子 九州大学, (連合)農学研究科(研究院), 研究員 (40646858)
山田 直隆 九州大学, (連合)農学研究科(研究院), 助教 (20304769)
中平 賢吾 九州大学, (連合)農学研究科(研究院), 助教 (70596585)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 植食性昆虫 |
Research Abstract |
野外での寄主シフトが起きる確率をマメゾウムシ種Aについてミャンマーにおいて調べた結果、最寄りの元来寄主との距離や競争者の有無ににかかわらずゼロであった。 マメゾウムシ種Aと種Cについて、遺伝的背景をそろえるため兄弟間交配を数世代行い、寄主シフト実験の準備が整った。共生菌の寄主シフトへの影響を調べるため、除菌を行っている段階である。 RNA-seqに先立って、幼虫からのRNA抽出方法を検討し、最適な条件を決定した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
材料の昆虫の野外での発生が、異常気象のため遅れ個体数も少なく、当初の計画通りに進まなかったため、全体的に室内実験の遂行が遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
RNA-seqを実質的に担当する分担研究者を加えて確実に遺伝子発現を測定できる体制を整える。また、寄主シフト実験を行う対象を増やし、これに合わせて担当する分担者を加える。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
RNA-seqに供するサンプルが少なかったことと、外注せず学内の共同研究者に依頼することで、消耗品を倹約し、別の財源で支払うことができたため。 室内実験を進め、初年度にそろわなかったサンプルをRNA-seqに持ち込む。共同研究者を分担者に加え、研究を加速する。
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Research Products
(11 results)
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[Journal Article] Host shift capability of a specialist seed predator of an invasive plant: roles of competition, population genetics and plant chemistry.2014
Author(s)
Tuda M, Wu L-H, Yamada N, Wang C-P, Wu W-J, Buranapanichpan S, Kagoshima K, Chen Z-Q, Teramoto KK, Kumashiro BR, Heu R
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Journal Title
Biological Invasions
Volume: 16
Pages: 303-313
DOI
Peer Reviewed
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