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2015 Fiscal Year Annual Research Report

農業GISのビジネスモデル構築と事業化に関する実践的研究

Research Project

Project/Area Number 25450332
Research InstitutionTokyo University of Agriculture

Principal Investigator

鈴木 充夫  東京農業大学, 国際食料情報学部, 教授 (30206536)

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2016-03-31
Keywords地理情報 / 農地問題 / 農協改革 / 担い手対策 / 大規模化 / 圃場管理
Outline of Annual Research Achievements

(最終年度に実施した研究の成果)最終年度では過去2年間の研究成果を踏まえ、JA、および、担い手経営体が簡単に操作できるエクセルベースの簡易GIS(SGIS)を開発した。また、このSGISに前年度までの研究成果である地図作成、各種圃場マップ、気象データ等をサービスコンテンツとする農業GISのビジネスモデルを構築した。さらに、これらのコンテンツをもとに平成27年6月から㈱協同経済経営研究所において事業化を開始した。
(研究期間全体を通じて実施した研究の成果)平成25年度は、農業GISの基礎であるデジタル地図を低コストで作成する手法をハノイ農業大学と連携し開発した。平成26年度は、JAみやぎ登米の協力を得て農業GISのビジネスモデル構築と営農指導サービスコンテンツを開発した。コンテンツの内容は、①地図作成、②地図調整、③担い手・組合員への圃場マップの提供、④担い手・組合員への圃場管理情報の蓄積と提供、⑤品種別、特別栽培米、カメムシ防除圃場などのマップ作成、⑥タブレット端末の提供、⑦気象データと衛星データからの営農情報の提供、⑧JA管内の展示圃場閲覧サイトの提供、⑨農地中間管理業務、集落営農作成支援ツールの提供などである。
(本研究の意義と重要性)平成27年6月にJAグループは「JA営農・経済改革実践運動」の取り組みの中で、担い手サポートセンターの設置を決定した。このセンターは、担い手経営体の所得増大を目的としており、この目的のために本研究で開発した農業GISを導入するJAが増加している。平成27年度、現在、JA十日町、JAにいがた岩船、JA柏崎、JA越後中央、JA山形、JA新あきた、JA秋田ふるさと、JA秋田しんせい、JAいわて中央、JA能美、全農茨城が導入している。この動きは、本研究の社会的重要性を示すものである。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Remarks (1 results)

  • [Remarks] A-FAM

    • URL

      http://nodai-gis.jp/index.html

URL: 

Published: 2017-01-06  

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