2015 Fiscal Year Annual Research Report
エピゲノム改変を基点としたブタ有用形質発現とヒト生活習慣病病態の総合理解
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25450472
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Research Institution | Meiji University |
Principal Investigator |
大鐘 潤 明治大学, 農学部, 准教授 (50313078)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | エピジェネティクス / エピゲノム改変 / 非コード(nc)RNA / 食肉形質 / 生活習慣病 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度は、前年度に確立したアリルごとのDNAメチル化状態に着目したウルトラディープバイサルファイトシーケンスについて、バイオインフォマティクス解析および有用性の検証を脳下垂体組織について行い、原著論文として発表した。また、筋細胞の増殖、分化に重要なMstn遺伝子について、前年度までに発見した組織特異的メチル化状態およびmRNAの発現パターンと相関または逆相関する長鎖遺伝子間非コード(linc)RNAを発見し、lincRNAの詳細な発現パターンを検討した。さらに、Mstn遺伝子座のlincRNAの機能を解析するために、lincRNA発現ベクターおよびlincRNAノックダウン用のshRNA発現ベクターの作製を終了した。これをもとにブタ胎仔線維芽細胞や脂肪前駆細胞に導入し、DNAメチル化状態およびmRNA発現状態を検討するための基礎を構築した。以上より、骨格筋、脂肪細胞分化および個体の成長に重要なホルモンの産生組織である脳下垂体でのDNAメチル化解析法の確立およびエピジェネティック制御に関するncRNAの探索系を確立し、エピゲノム改変によるブタ有用形質発現およびそれに類似した現象と考えられるヒト生活習慣病態研究のための基盤構築を終了した。
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Research Products
(5 results)
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[Journal Article] Putative Epimutagens in Maternal Peripheral and Cord Blood Samples Identified Using Human Induced Pluripotent Stem Cells.2015
Author(s)
Arai Y, Hayakawa K, Arai D, Ito R, Iwasaki Y, Saito K, Akutsu K, Takatori S, Ishii R, Hayashi R, Izumi S, Sugino N, Kondo F, Horie M, Nakazawa H, Makino T, Hirosawa M, Shiota K, Ohgane J
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Journal Title
Biomed Res Int
Volume: 2015
Pages: 876047
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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