2014 Fiscal Year Research-status Report
大腸がん先進部における脈管侵襲に及ぼす微小環境の分子病理機構
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25460423
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Research Institution | Toho University |
Principal Investigator |
深澤 由里 東邦大学, 医学部, 講師 (90392331)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石川 由起雄 東邦大学, 医学部, 客員講師 (30276894)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 大腸がん |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年5月22日より平成27年3月31日まで産前産後休暇および育児休業を取得しており、平成26年度の研究は停止していた。 期間を1年延長する手続きをし、平成27年度・28年度で研究を継続・完結させる予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成26年5月22日より平成27年3月31日まで産前産後休暇および育児休業を取得しており、平成26年度の研究は停止していた。 期間を1年延長する手続きをし、平成27年度・28年度で研究を継続・完結させる予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
平成25年度に行ったLMDによるRNAの採取量が十分採取できず、RNAによる解析は困難であった。そのためin vitroでの解析を行うことにする。大腸癌細胞株、血管内皮細胞株、線維芽細胞株を用い、それぞれの相互関係およびMMP7添加による変化を観察する。これらさまざまな環境下で得られた細胞よりmRNAおよび蛋白を抽出し、Real-Time PCRおよびWestern blotting法を用いて分子メカニズムを解析する。大腸癌浸潤先進部におけるMMP7を中心としたがん間質相互作用、血管侵襲との関係が示唆される分子をもちいて、それを標的とする抗体を用いた免疫組織化学染色を行うことで、実際の病理組織つまり患者から得た腫瘍内で実際に起こっている病態を明らかにし、転移の有無や予後などの臨床データとの関係を統計学的に解析する。
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Causes of Carryover |
平成26年5月22日より平成27年3月31日まで産前産後休暇および育児休業を取得しており、平成26年度の研究は停止していた。 期間を1年延長する手続きをし、平成27年度・28年度で研究を継続・完結させる予定である。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
試薬などの物品購入や学会参加の旅費に使用する予定である。
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