2014 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
25460632
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Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
小林 志津子 東京医科大学, 医学部, 兼任講師 (20569602)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大滝 純司 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20176910)
泉 美貴 東京医科大学, 医学部, 教授 (30228655)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 医学教育 / 不正行為 / プロフェッショナリズム |
Outline of Annual Research Achievements |
当初の研究計画では国内の医学教育関係者10数名に対して医学部内での不正行為を取り巻く環境とその対応についてと医学部内で上級生からのhidden curriculum による不成功を実施しやすい傾向の有無などを質的調査によりデータ収集し解析する予定だった。しかし、質的調査で聴取できるデータ量が少なく、個人の情報量と思考傾向に依存しすぎるため、十分なデータ収集が困難だった。 当初の研究計画では前述の質的調査のデータを基に国内の複数の医学部の学生に対して不正行為に関するアンケート調査を実施予定だった。しかし、質的調査が困難だったためにこれまでに研究者が医学部の医学部生への授業で実施してきたリアクションペーパーでの不正行為に関する情報と既存の論文の調査項目をレビューした結果を利用して調査用紙を作成した。国内の6大学での医学部6年生への調査を予定して参加施設をリクルート中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
当初の研究計画では国内の医学教育関係者10数名に対して医学部内での不正行為を取り巻く環境とその対応についてと医学部内で上級生からのhidden curriculum による不成功を実施しやすい傾向の有無などを質的調査によりデータ収集し解析する予定だった。しかし、質的調査で聴取できるデータ量が少なく、個人の情報量と思考傾向に依存しすぎるため、十分なデータ収集が困難だった。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の研究計画では前述の質的調査のデータを基に国内の複数の医学部の学生に対して不正行為に関するアンケート調査を実施予定だった。しかし、質的調査が困難だったためにこれまでに研究者が医学部の医学部生への授業で実施してきたリアクションペーパーでの不正行為に関する情報と既存の論文の調査項目をレビューした結果を利用して調査用紙を作成した。国内の6大学での医学部6年生への調査を予定して参加施設をリクルート中である。
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Causes of Carryover |
当初の研究計画では医学部教員を対象にした質的調査を予定しており、その調査旅費を計上していただが、質的調査による情報量が予想よりも個人の情報量に依存していたこと、適切な対象者が得にくかったことから旅費の使用が少なかった。また、人件費を計上していたが、適任者がおらず使用できなかった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
予定よりもやや遅れが出ているが今年度は医学部6大学の医学部6年生を対象にしたアンケート調査を実施予定である。このため、調査用紙の作成およびデータ入力費用に関わる人件費が発生する予定である。また、文献収集に関する研究補助員を雇用予定である。
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Research Products
(1 results)