2017 Fiscal Year Annual Research Report
A study about background factors of secondary sterility and period of first occurrence of post partum menstruation and wishing of the next pregnancy
Project/Area Number |
25460794
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
金井 誠 信州大学, 学術研究院保健学系, 教授 (60214425)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂口 けさみ 信州大学, 学術研究院保健学系, 教授 (20215619)
塩沢 丹里 信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (20235493)
大平 哲史 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (90397315)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 環境保健 / 続発性不妊 / 分娩後の月経 / 望まない妊娠 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究協力者への分娩1、2、3年後アンケートに、各742人(回収率:87.6%)、702人(同:83.5%)、692人(同:83.1%)の回答を得た。平成30年4月時点では分娩4年後アンケートを郵送中である。 月経再開は分娩後6ヶ月以内33%、7~12ヶ月35%、13~18ヶ月21%、19~24ヶ月4%、2年後無月経1%、1年後以降の詳細不明6%であった。従来の産後8ヶ月頃で約70~80%が再開するとの報告に対し、本調査では産後8ヶ月41%、10ヶ月56%、1年後でも68%しか再開されておらず、従来よりも月経再開が遅れている可能性が示唆された。分娩1、2、3年後の夫の育児に対する妻の満足度は、満足66~67%、不満19~21%で変化はなかった。分娩1、2、3年後に妊娠していた人の望まない妊娠は20%(38人)、非妊婦で挙児希望がないのに避妊していない人は23%(438人)、避妊している人で毎回避妊しているのは77%(794人)であった。分娩2、3年後に挙児希望あるが妊娠していない人(続発性不妊)は16%(269人)であった。分娩1、2、3年後に、次子の妊娠を望んでいない人は76%(1432人)で、その主たる理由として育児の大変さが16%(94人)、経済的理由が19%(110人)、希望する子の数に達しているが45%(264人)であった。全員への質問『公的な子育て支援があれば、もう1人欲しいか?』では、そう思うが58%(1095人)であった。 現在、月経再開時期、夫の育児に対する妻の満足度、望まない妊娠、避妊の有無、続発性不妊、次子の妊娠希望無し、などの各項目に対する関連因子を探索中であり、データ解析が終了した時点で論文として報告する予定である。 なお、望まない妊娠の予防対策として、性教育の重要性は明白であるため、5校の中学校で講演会を実施した。
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Research Products
(28 results)
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[Presentation] Relationship between self-perception and social factors in people with Down syndrome.2017
Author(s)
Hidehiko Miyake, Shigehito Yamada, Yosuke Fujii, Mariko Taniguchi-Ikeda, Mari Urano, Yuka Ozasa, Makoto Kanai, Akimune Fukushima, Yoichi Matsubara, Kayoko Saito, Ikuo Konishi.
Organizer
21th International Conference on Prenatal Diagnosis and Therapy.
Int'l Joint Research
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