2015 Fiscal Year Research-status Report
女性医師の就労拡充に向けた労働衛生評価と職場環境整備尺度の開発
Project/Area Number |
25460814
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
野村 恭子 帝京大学, 医学部, 准教授 (40365987)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
蓮沼 直子 秋田大学, 医学部, 准教授 (10282170)
野原 理子 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (30266811)
竹内 武昭 東邦大学, 医学部, 准教授 (60453700)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 女性医師 / 過重労働 / 身体負荷 / 心身負荷 / 環境整備 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成25年度に採択された本研究課題における今までの到達内容は、システマティックレビューを行い、過重労働が女性の流早産に与える影響について質評価を行いながら明らかにしたことである。当初は採択3年間での終了を目指していたが、尺度開発に向け行った全国調査が事務処理で時間がかかったため1年間延長とした。平成28年度(最終年度)は職場の環境整備開発に向け、全国調査が終了しそれを解析し学会発表ならびに論文化を行う。女性医師は科学者であり、真のキャリア構築を支援するための職場の因子、組織のどのようなサポートがどのような効果を生むのかを明らかにする。具体的には労働時間や過重労働負荷がどのように仕事のパフォーマンス(研究業績や仕事満足度)に影響するのかを明らかにする。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
尺度開発に向け環境整備のための全国調査を行ったことが謝金(クオカードの提供)、倫理審査、同意書の処理など事務手続きに時間を要したため。
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Strategy for Future Research Activity |
平成28年度(最終年度)は職場の環境整備開発に向け、全国調査が終了しデータークリーニングを行ったところである。すぐに解析を行い、学会発表ならびに論文化を早急に行う。
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Causes of Carryover |
2016年の国際学会に参加し、研究の成果を発表するため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
国際学会への参加、論文投稿、学会発表への旅費、文献整理のための人件費などにて使用する。
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Research Products
(7 results)