2014 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
25461090
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Research Institution | Jichi Medical University |
Principal Investigator |
甲谷 友幸 自治医科大学, 医学部, 講師 (00458291)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
苅尾 七臣 自治医科大学, 医学部, 教授 (60285773)
星出 聡 自治医科大学, 医学部, 准教授 (90326851)
江口 和男 自治医科大学, 医学部, 准教授 (80364503)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 動脈硬化 / 血管内皮機能 / 血圧変動 |
Outline of Annual Research Achievements |
すでに当初の目標であった200例の登録は達成している。現在は、24時間自由行動下血圧、血液検査指標のデータ整理を行い、データ解析に向けた準備を進めている。 解析結果を得た後、臨床データと関連付けてさらに統計解析を進め、上腕動脈のstiffness parameter βの臨床的な意義を明らかにする。 2015年の第79回日本循環器学会学術集会で、第1回の解析内容を120例の解析で発表した。 今後200例のデータをまとめた時点で論文作成を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
対象者の登録は順調に終了した。現時点では中間報告として120例の報告にとどまっているが200例の解析を順次行い、学会発表および論文作成につなげる予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
今回横断研究および短期の前向き研究としてstiffness parameterβの臨床的意義の探索を行っている。研究の限界として、stiffness parameterβは血管径や年齢に大きく依存することが判明した。 症例をさらに増やして、血管径や年齢ごとに解析し、PWVのように年齢依存性の指標を求める必要性があると考えられる。
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Causes of Carryover |
海外の学会参加旅費の支出がなかったこと、および検査機器用消耗品の出費が予定より少なかったため、次年度使用の研究費が生じた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
心電図電極等の検査機器用消耗品の購入および海外を含めた出張旅費・学会発表費として使用する予定である。
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Research Products
(1 results)