2014 Fiscal Year Research-status Report
脳灌流画像を用いた脳梗塞急性期治療の効果判定システムの構築
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25461320
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Research Institution | Kyorin University |
Principal Investigator |
平野 照之 杏林大学, 医学部, 教授 (50346996)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 国際研究者交流 / 豪州 / 虚血性脳血管障害 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究体制の確立と適切な脳血流閾値を決定するための方法論の検証 急性期脳梗塞症例の脳灌流画像評価のため320列CTを用いた脳灌流画像(CT-P)とCT血管造影(CTA)の検査施行体制を確立した。INSPIRE(International Stroke Perfusio Imaging Registry)事務局へ若手研究者を派遣し、WEB回線を通じた定期的カンファレンスを通じ、症例登録研究を継続した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成26年5月より国際研究者交流を実施し、INSPIRE登録データの日本症例データへの外挿可能性や、国際共同研究への課題克服に時間を要した。
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Strategy for Future Research Activity |
平成26年度5月からニューカッスル大学との共同研究をスタートした。EXTEND-IAなど急性期血行再建療法に関する様々なエビデンスが集積されつつあり、このデータベースの解析を継続することで一定の成果を上げることが期待される。
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Causes of Carryover |
研究代表者の施設異動(大分大学より杏林大学へ)に伴い、研究進捗が一時停止したため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
豪州との共同研究に際し人的交流、WEB会議、国内他施設との会議などを予定しており、旅費、通信費等で使用する見込みである。
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Research Products
(15 results)