2015 Fiscal Year Annual Research Report
非アルコール性脂肪肝(炎)の分子機構の解明と新規バイオマーカーの探索
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25461369
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Research Institution | Kobe Gakuin University |
Principal Investigator |
久米 典昭 神戸学院大学, 薬学部, 教授 (20252455)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平岡 義範 神戸学院大学, 薬学部, 助教 (60397552)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 脂肪肝 / 炎症 / 線維化 |
Outline of Annual Research Achievements |
非アルコール性脂肪肝炎(NASH)のマウス実験動物モデルとして、コリン欠乏低メチオニン食(CDAA)を20週間投与することにより病態が誘発されるモデルを利用し、Alubumin-Creを用いて確立された肝細胞特異的Nardilysin (NRDc)ノックアウトマウス(LKO)とその対照マウスとでNASHの進展を比較検討した。マウス肝臓切片のHE染色およびマッソン・トリクローム染色の組織所見を比較して、陰性対照のコリン補充食(CSAA)投与マウスと比べて、対照マウスの間ではCDAA投与によりNASHの進展がみられたが、LKOマウスにおいてそれが抑制されることはみられず、ほぼ同等であった。肝臓の線維化および炎症に関わる遺伝子の発現は、現在もqRT-PCRおよびウエスタンブロット法にて検討中である。 一方、培養のヒト肝細胞cell lineであるHepG2細胞において、NRDc siRNAを用いてその発現をノックダインした細胞における遺伝子発現も変化も、現在継続して検討中である。
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