2014 Fiscal Year Research-status Report
ステロイド性骨粗鬆症の克服のための臨床的、基礎的研究
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25461475
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
蔭山 豪一 神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (80631621)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森信 暁雄 神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (10294216)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | ステロイド性骨粗鬆症 / 脆弱性骨折 / FRAX |
Outline of Annual Research Achievements |
ステロイド大量療法を行った患者の後ろ向き研究について、当院でステロイド大量療法(PSL>0.8mg/kg/日) を受けた患者を解析し、ステロイド大量療法の重要な副作用である脆弱性骨折と、ビスフォスフォネート製剤の骨折予防効果を検証した。観察期間の中央値は約5年間で131人に閉経後女性と40歳以上の男性131人を対象に解析を行った。結果は51人(38.9%)の脆弱性骨折が発生していることがわかった。さらに、ビスフォスフォネート製剤を内服していているにもかかわらず、骨折した患者が32人も存在すること、さらにステロイド投与開始時のFRAXの値が9.3%を超えるとビスフォスフォネート製剤を内服していても骨折するリスクが高くなることがわかった。この研究内容については、2014年6月フランス・パリで行われたヨロッパリウマチ会議、および2014年9月アメリカ ヒューストンで行われたアメリカ骨代謝学会で発表を行った。またその概要は日本骨粗鬆症学会雑誌 Osteoporosis Japanに掲載された。 後ろむき研究を踏まえての、前向き研究は現在進行中である。当院でステロイド大量療法を受けた患者対象にして、Bis剤やPTH製剤、RANKL抗体制裁の骨折予防効果を検証する目的で現在まで30人の患者がエントリーされている。 骨芽細胞を用いた基礎的研究については、単球から骨芽細胞を誘導し、ステロイドおよび種々のインフラまゾームが骨芽細胞に及ぼす影響を解析中である
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
基礎研究については予定よるも遅れているが、臨床研究については予定以上に進んでいる
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Strategy for Future Research Activity |
基礎研究がやや遅れているため、大学院生とも連携して研究を行っていく 臨床研究については引き続き、患者のエントリーを行っていく
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Causes of Carryover |
基礎研究が予定より進まず、試薬などの購入が行われなかった
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
次年度の基礎的研究に必要な試薬などの購入に充当する
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Research Products
(4 results)