2015 Fiscal Year Annual Research Report
ステロイド性骨粗鬆症の克服のための臨床的、基礎的研究
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25461475
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
蔭山 豪一 神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (80631621)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森信 暁雄 神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (10294216)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | ステロイド性骨粗鬆症 / 脆弱性骨折 / 膠原病 / FRAX |
Outline of Annual Research Achievements |
ステロイド大量療法を行った膠原病患者の骨折発生における調査を継続して行った。前年度から更に解析を進め、男性や閉経前助成についても解析を加えた。ステロイド大量療法が従来の報告よりも高頻度に膠原病患者に脆弱性骨折を起こしていることを示し、ビスフォスフォネートを中心とした現在の標準的治療では脆弱性骨折の予防は不十分である事がわかった。本研究内容は英文誌に投稿し現在revise中である。また、要旨は2015年11月にサンフランシスコで行われた米国リウマチ学会で発表を行った。 PTH製剤、RANKL抗体などの新規骨粗鬆薬のステロイド大量療法を受けた膠原病患者の骨折予防効果を検証する前向き調査も同時におこなっているが、観察研究のアウトカムが骨折であるため長期の観察が必要であり、現在のところ有意な結果は得られていない。 破骨細胞の分化、活性に及ぼす基礎研究についてもすすめている。グルココルチコイド以外にも様々な内因性物質を対象にして解析を行っている。これらの物質が末梢血由来CD14 陽性単球からTRAP陽性多核細胞への分化、さらにカテプシンK、炭酸脱水酵素の発現に及ぼす影響を現在解析中である。ある内因性物質で破骨細胞の分化、骨吸収能を抑制する可能性を見出し現在追加実験を行っている
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Research Products
(1 results)