2016 Fiscal Year Annual Research Report
Quality Control System for Breast Ultrasound Elastography
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25461855
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| Research Institution | Kawasaki Medical School |
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Principal Investigator |
中島 一毅 川崎医科大学, 医学部, 准教授 (10351909)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
猶本 良夫 川崎医科大学, 医学部, 教授 (00237190)
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| Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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| Keywords | Elastography / Strain Elastography / Ultrasound / Elastography Phantom / Breast Phantom / Breast Mass / Breast Cancer / Quality Control |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は次の5ステップで実施した。A 乳房超音波エラストグラフィの有用性と精度管理の必要性の国内外へ啓蒙：国内コンセンサスのため、日本超音波医学会において「JSUM Ultrasound Elastography Practice Guideline: Breast」を作成した（研究者は筆頭著者）。また、世界コンセンサスとして、世界超音波医学会(WFUMB)より「WFUMB guidelines and recommendations for clinical use of ultrasound elastography: Part 2: breast」を作成（研究者はセカンド著者）した。B 精度管理可能なアプリケーション作成：研究初年度に撮像バイアスを排除した精度管理が可能であるアプリケーションをメーカーと協同開発した。C ファントムによる精度評価：アプリケーションを評価するために正確な硬度の判明しているターゲットを乳腺、脂肪組織に相当する硬度の基材中に埋め込んだエラストグラフィ評価用の人乳房構造解剖ファントムを作成、数回の実験を行い、精度を確認した。D 前向き臨床試験：2014～2015年に当施設にて前向き臨床試験を実施、感度、特異度、相関性などを検証。研究の途中経過を、2015年WFUMB (フロリダ)、2016年アジア超音波医学会総会(京都)、2017年欧州放射線医学会(ウィーン)にて報告、高い評価を得た。2年間の症例観察期間により最終的良悪性を判定し、本システムの精度を最終評価。現在、最終結果を論文として作成、投稿中。E 撮像技術精度管理のための教育、技術評価用ファントム：本研究のノウハウを用い、教育・評価用として完全人乳房解剖構造を有する中島式エラストグラフィファントムを開発、作製した。本ファントムは次期研究「乳房超音波strain elastography自動化プログラムのエビデンス構築」で使用予定である。
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