2014 Fiscal Year Research-status Report
血液・尿メタボローム解析による腎移植後急性拒絶反応診断法の開発
Project/Area Number |
25461963
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Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
岩本 整 東京医科大学, 医学部, 講師 (00338831)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
砂村 眞琴 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 非常勤講師 (10201584)
杉本 昌弘 慶応大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任准教授 (30458963)
中村 有紀 東京医科大学, 医学部, 講師 (50349487)
島津 元秀 東京医科大学, 医学部, 教授 (70124948)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 腎移植 / 急性拒絶反応 / メタボローム / 低侵襲 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、腎移植後の急性拒絶反応の診断として従来より行われている侵襲的な腎生検法の変わりになる検査法を発見するものである。すなわちメタボローム解析を用いて、唾液、尿、血液から、低侵襲で精度の高い診断法を発見する。現在まで7例の急性拒絶反応、2例の健常人(生体腎移植ドナー)、9例の腎機能正常である腎移植後患者の、唾液、尿、血液の検体を採取しており、現在メタボローム解析中である。 この結果により有用なマーカーが発見されれば、意義は大きい。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
腎移植後急性拒絶反応となった患者が当初の予定より少なかったため
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Strategy for Future Research Activity |
最近は、研究は順調に進んでおり、結果の解析を早急に行い、学会発表、論文化を目指したい。
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Causes of Carryover |
急性拒絶反応を併発した患者が当初の見込みより少なかった。 また、この間は検体採取をしており、実際にメタボローム解析していなかったため研究費用を使わなかった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
現在、研究は順調に進んでおり、検体も十分に採取できているため、今年度は計画通りに進むものと考えている。
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