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2015 Fiscal Year Annual Research Report

細胞分裂期チェックポイント異常の解明と大腸癌分子標的治療への応用

Research Project

Project/Area Number 25462059
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

江見 泰徳  九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (50223673)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 安藤 幸滋  九州大学, 大学病院, 助教 (20608864) [Withdrawn]
森田 勝  独立行政法人国立病院機構(九州がんセンター臨床研究センター), その他部局等, その他 (30294937)
北尾 洋之  九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (30368617)
沖 英次  九州大学, 大学病院, 講師 (70380392)
佐伯 浩司  九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80325448)
Project Period (FY) 2013-04-01 – 2016-03-31
Keywordsp53 / MSI / BUBR1 / 大腸癌
Outline of Annual Research Achievements

1)ゲノム不安定性の指標として、470 例の大腸癌についてマイクロサテライト不安定性(MSI)を解析し、その臨床病理学的意義を検討した。MSI-H : MSI-L/MSS = 84(18.7%) : 366(81.3%) であった。組織型はMSI-H群において低分化型腺癌27例(6.0%)が多く有意差が認められた(p<0.001)。部位はMSI-H群で右側結腸/左側結腸/直腸=31例(6.8%)/7例(1.5%)/3例(0.7%)、MSI-L/MSS群で90例(19.7%)/221例(48.4%)/104例(22.8%)であり、右側結腸に有意であった(p<0.001)。日本人における散発性大腸癌におけるMSI-Hの特徴は、高/中分化型腺癌?に多く、右側結腸優位であり、リンパ節転移なしの症例が多いことがわかった。
2)139例の症例で、p53変異と紡錘体チェックポイント蛋白であるBUBR1の発現との解析を行ったが、BURR1高発現の症例p53の変異を生じているケースが有意に多いことが明らかとなった。今後さらに大腸癌の遺伝子不安定性と治療効果、予後との関係の解析を進める予定である。

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Published: 2017-01-06  

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